当事業所では、年間を通して計画的に研修を実施しており、職員一人ひとりに合った内容で学びを深めてもらっています。
今回は、6月に実施した「安全運転指導研修」についてご紹介します。
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健康管理と安全運転
まず、研修の前半では「ドライバーの健康管理と健康起因事故」について学びました。
近年、心疾患や脳疾患などが原因となる健康起因事故が増えており、その背景には日々の生活習慣の乱れや過労があることが指摘されています。
研修では、定期的な健康診断の受診や日頃の体調管理の大切さについて再認識する機会となりました。自分自身の健康を守ることが、安全運転につながるという意識を持つことが重要だと感じました。
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危険予測のトレーニング
後半は、実際の運転シーンを想定した危険予測トレーニングを行いました。
いくつかのシチュエーション資料をもとに、「もし自分がこの場面で運転していたら、どんな危険があるか?」を参加者に考えてもらいました。
また、他の職員の考えも報告書を通じて共有し、自分では気づかなかった視点にも触れることができ、学びの幅が広がりました。
さらに、各自が上司と個別に振り返りを行い、日頃の運転行動を見直す時間も設けられました。
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命を預かる運転という意識
私たちヘルパーは、日常的に車を使用して移動支援を行っています。その中で、利用者様の命をお預かりしているという意識を常に持つことが求められます。
今回の研修を通じて、改めて「安全運転の重要性」と「日々の体調管理の必要性」を実感しました。
今後も事故ゼロを目指し、気を引き締めて業務にあたっていきたいと思います。
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このように、職員の安全意識を高める研修を継続的に行い、質の高いサービス提供につなげてまいります。