6月11日、全職員対象の会議の中で「災害対策委員会」を開催しました。
この期間中は幸いにも災害の被害には見舞われませんでしたが、いざという時に備えて、事業所内での対応ルールやマニュアルについて再確認・意見交換を行いました。
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水害への備え
梅雨入りし、滋賀県でも本格的に雨の季節が始まりました。最近の雨は局地的に激しく降ることも多く、地域によって被害が出やすくなっています。
私たちは日頃からハザードマップを確認していますが、サービス中に職員が外出している場合もあるため、状況によっては避難場所が変わることも考えられます。
そのため、今回は「ハザードマップアプリ」の活用を進めることにしました。アプリを使うことで、Googleマップと連携し、現在地から避難所の確認や危険エリアの把握が可能になります。今後、全職員が使い方を共有し、緊急時に備えて準備を進めていきます。
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熱中症対策について
あわせて、これから迎える夏の暑さに備え、熱中症対策についても話し合いを行いました。
年々気温が上昇しており、屋外はもちろん、屋内でも熱中症のリスクが高まっています。特に外出支援や訪問介護の際は、職員自身も体調に注意が必要であり、利用者さんの体調管理にも細やかな配慮が求められます。
会議では、熱中症の初期症状や対応策についてまとめたマニュアルをもとに、実際の現場での注意点や予防策について意見交換を行いました。各職員からは「水分補給の声かけ」「屋内でもこまめな換気」「服装や帽子の工夫」など、実践的なアイデアが共有されました。
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今回の災害対策委員会では、水害や熱中症といった季節ごとのリスクに対して、改めて職員一人ひとりが意識を高め、利用者さんと自分自身を守る行動について考える良い機会となりました。
これから本格的な夏に向けて、しっかりと準備を整えてまいります。
皆さまもどうぞ体調には十分にお気をつけてお過ごしください。